頭制作の続き。前半はExtractを利用した髪の毛のベースメッシュの作成とZSphereを使った前髪の後半カーブブラシを利用した髪の毛作成です。
今回からZBrushのバージョンを2018に上げました。
ZBrush2018搭載のSculptris pro(スカルプトリス)を利用して作成すると色々サクサク進んでいい感じです。
関連記事Udemyのよいところはこちらから
コンテンツ
UdemyでZBrushコースを購入してみたシリーズ
Udemyで購入したEsculpido Orgánico Digital con ZBrushというコースの受講の過程を紹介しています。
その過程でわからなかったことやZBrushの機能についても調べていますので合わせてどうぞ
UdemyでZBrushコースを購入してみた1
Udemyについて。特徴やおすすめしたいポイント
UdemyでZBrushコースを購入してみた2
Esculpido Orgánico Digital con ZBrushのセクション1~5のコース46まで。
InsertMeshやZSpehere、3DLayer、ShodowBox,ZModelerについて調べました
UdemyでZBrushコースを購入してみた3~ZBrushで作る初めてのキャラクター制作1~
インサートメッシュとGizmo3Dを利用した全身のパーツ作成
UdemyでZBrushコースを購入してみた4~ZBrushで作る初めてのキャラクター制作2~
全身の調整工程
UdemyでZBrushコースを購入してみた5~ZBrushで作る初めてのキャラクター制作3~
手のパーツの追加とスカルプト工程。Damstandardブラシについて
UdemyでZBrushコースを購入してみた6~ZBrushで作る初めてのキャラクター制作4~
Dynameshで作成したベースメッシュのリメッシュを行っています。Dynameshとガイドカーブを利用しています
UdemyでZBrushコースを購入してみた7~ZBrushで作る初めてのキャラクター制作5~
イメージビューアPureRefについて。顔のスカルプト
UdemyでZBrushコースを購入してみた8~ZBrushで作る初めてのキャラクター制作6~
ZRemesherによる顔のリメッシュとExtractやClipBrushを使用した眉毛などの作成
UdemyでZBrushコースを購入してみた9~ZBrushで作る初めてのキャラクター制作7~
ExtractやZSphere、カーブブラシを使った髪の毛の作成
随時更新していきます
Esculpido Orgánico Digital con ZBrush
スペイン語のコースですが動画が丁寧なので、言葉がわからずともなんとなく進められます
fa-arrow-circle-rightEsculpido Orgánico Digital con ZBrush
セクション7 Ejercicio de esculpido 3 Personaje completo (Pam)
前回 :58 眉毛・睫毛メッシュ作成
59,60では頭と体の接合工程(割愛)
元データを複製、頭と胴体をDynameshで接合してZprojectで複製データからディテールを投影、調整するという内容でした
進捗13 18/04/13 61 髪の毛の作成
ExtractとSculptrisでヅラ髪の毛のベース作り
眉毛同様マスキングを行いExtractでメッシュを抽出。
生え際のそりこみをスカルプトしていきます。
主な使用ブラシはDam_standardとmoveブラシ。
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UdemyのではDynameshを使用してスカルプトしていましたが、メッシュ不足などを気にしないで済むZBrush2018搭載のSculptris proを使用していきました。
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ZSphereで前髪作り
SubTool>AppendでZSphereのを追加。形状を調整します。
ZSphereのメッシュプレビューはA
Make Adaptive Skinでメッシュか、Appendでメッシュ化した前髪を読み込みます。
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進捗14 18/04/18 62 カーブブラシによる髪の毛の作成
Topologyブラシによるカーブ作成
前回作成したベースの髪の毛にTopologyBrushでカーブを引いていきます
カーブの描画方法については基本的にZRemesherのガイドカーブと同様です。
一度描いたカーブの編集は出来ません。(削除する他ない)
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ただZBrush2018で搭載されたカーブのElastic/Liquid Editモードによって多少の編集が可能になりました!
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メッシュインサートブラシで髪の毛のメッシュを適用
フリーのHairBrushをGumroadからDL
Gumroad.comでフリーで公開されているHairBrushをDLします。
※ブラシ自体はフリーですが、GumroadのアカウントとDL用のリンクが送られてくるためのメールアドレスが必要です。
XMDToolboxにも注目!
この素敵ブラシをフリーで公開しているMichael Dunnamさん。
ZBrushのブラシ管理ツール XMDToolbox を有料配信(2018年4月現在48$)しています。
DLしてきたカスタムブラシはもちろん、標準のブラシもこのツールで一元管理が出来るというこのツール。
ちなみに購入特典として、彼が公開しているブラシ(有料・無料問わず)がフリーでDL出来ます。
カーブに適用
DLしたカーブブラシの中から好きなメッシュを選び、描いたカーブをクリックするとカーブにメッシュが適用されます。
上下逆になってしまいました。
そんなときにはStroke>Curve Modifires >Curve FalloffをひらきfH(Filip Horizontally)をクリックしてグラフを反転させます。
その状態で再びカーブをクリックします。
正しい方向に修正されました。
ちなみにこんなまどろっこしいマネをせずとも、HairBrushを選択した状態で、カーブを描けばリアルタイムでメッシュが描画されます。
まとめ
髪の毛は難しい!!
フィギュアのような髪の毛の場合イメージどおりに作成するためには1房1房作成するなどの対策が必要なようですね。
ZBrush関連アイテム&書籍
日本語の書籍も沢山出ています。バージョンが古いものもありますが、基本的な操作方法に大きな違いはないので大丈夫かと思います。お気に入りの1冊を見つけてください。
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— moco_ZBrushTips (@moco_ZBrush) December 8, 2020
関連記事ZBrushユーザーを増やしましょうぞ!無料で遊べるZBrushCoreMini
ZBrushCore超入門講座 シリーズ
Twitterでも積極的にTipsを配信していた福井信明さん(fa-twitter@nobgame)の書籍。
基本操作から、(超)丁寧に解説しているのでZBrushを始めたばかりの人にも、無印ユーザーもおすすめです!
関連記事実際にやった感想
ほか初心者向けの入門セミナーでもわかりやすく解説されていました。
そしてちょっとしたユーザーの疑問にも丁寧に答えてくれる人格者でもあります!
リビングでちょろっと&セミナーで持ち出しなどでしたら、この辺でかなり充分だと思います。もうちょい低めでもいいくらい。
そして予約ありがとうございます!!!https://t.co/RaBYAf3a9z
— のぶほっぷ福井【ZModeler超入門講座】発売もうすぐ (@nobgame) 2019年11月4日
2020年4月に夭逝されたバイタテリティあふれる素晴らしい方でした。その遺伝子たるこれらの教材をもとにたくさんの作品を生みしてください。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作入門
作って覚える!シリーズ第1弾。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。フルカラー石膏を目的とした解説のため分割についての解説はありませんがZSphereやZmodelerなどZBrushでよく使われる機能を網羅した1冊。また書籍購入者向けに商用利用可能なブラシデータも配布されております。ZBrush 4R8対応。
Coreにはない機能を使用しているので注意が必要です。
作って覚える!ZBrushハードサーフェス入門
作って覚える!シリーズ第2弾。
「作って覚える!フィギュア制作入門」が終わってのステップアップならこちら!
Zmodelerの基本操作及びメカモデリングで覚えるZModelerの応用テクニックを学ぶことができます。初心者も対象となっていますが多機能を使用するため、ZBrushに慣れてきてからチャレンジするのがおすすめです。
作って覚える! ZBrushフィギュア制作チュートリアル -はじめてから塗装まで-
作って覚えるシリーズ第3弾。ZBrush 2022対応。
初心者向けにフィギュア制作の工程が解説されています。1弾とチャプターの大きな構成は同じですが、こちらは自宅での3Dプリントを想定しているため分割、出力周りの情報が増量。ワークフローや作成パーツも1弾と異なります。ZSphereの機能周り等1弾から省略された解説がある一方、MicropolyやDynamics等比較的新しい機能を使ったフローも学べます。