オンラインアニメーションスクール、AnimationAidのご紹介です。
若い方もスキルがあれば海外で働くことも遠い夢じゃない時代になりました。
日本でも海外のプロダクションに所属している講師の指導の下、その技術・ワークフローを学ぶことができるオンラインスクールがいくつかあり、そのうちの一つAnimationAidさんのアニメーションのセミナー、CGWORLDによるアニメーションエイドによるアニメーション中上級テクニック講座に参加して、Aidさんの魅力をお伝えせねば、、!と思ったわけです。
オンラインスクールを受講したわけではなく、あくまでセミナーを受講してきた感想ですのでご注意ください。
2021年に受講!実際に受講しての補足を追加しました。
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コンテンツ
オンラインスクールとは
まとめようかと思ったらすでに海外で現役で働く方がオンラインスクールについてまとめたブログがあったのでそのサイトをご紹介。
Animation OBAKE オンラインアニメーション
こちらのサイトの管理者であるMiyuki Maruyama Richardsonさん(fa-twitter@miyukimaruyama )もAnimationAidの講師をされてるのようでお名前がサイトに載ってましたね。ママクリエイターさんです!
AnimationAidとは
Sony Pictures ImageworksやWeta Digital、Tonko Houseと名だたる会社に所属しているアーティストたちが講師となっているオンラインスクールです。
Animation Aidは、アニメーションの基礎から海外に通用する高い技術と知識を学ぶことが出来る、CGアニメーションに特化したオンラインアニメーションスクールです。日本のCGアニメーターのレベルの向上と、海外で活躍出来る人材の育成を目指しています。
現役の海外で働くアーティストである
日本とは全く異なる海外の教育環境やワークフローを海外の現場で働く生の声として学ぶことができます。
実際の現場で使われている技術や知識をだけでなく、スタジオ情報や、海外生活・就職活動のコツなどもアドバイスしてくれるそう。Zoomで直接質疑応答できるのも大きいですよね。
しかも少人数制なので対応がきめ細かくて◎!
働きながら(学生しながら)でも受講ができる
講義自体は週末や夜間に設定されているので、後は平日に課題をこなす余裕さえひねり出せれば受講可能です。
学生であればダブルスクールとして。現役で働いている人は普段の業務と並行することも可能です。
アニメーションは楽しくやっていい作品が出来る!という信念のもと課題制作に関しては受講者のペースに任されます。新規課題をやらずに過去課題を突き詰めるでもOKだし、過去課題の修正は置いておいて新規課題へチャレンジもOK
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素敵リグゲット
講師厳選の素敵リグが提供されます。
フリーのリグ、有料のリグ混在していますが、アニメーションを学ぶにあたり使いやすい、わかりやすいリグを使うことが出来ます。
2021年にはこちらのリグも使えるようになりました。
練習用に。デモリール作成に。使うモデルに悩まなくていいですね!※ただし使用できるのは受講生のみ
【重要】日本語で受講できる
日本語で学べる環境は大きい。
海外で働きたいと願うぐらいなのですでに英語も勉強している人も多いのでしょうが、細かいニュアンスの誤差もなく、またこれから目指していこうと考えている駆け出しの人でも、国内で働きつつ純粋にアニメーションを学びたい人たちの敷居が低くなりますよね。
セミナーでは時折英語での表現が交じっていましたが、当然ながら基本日本語。
時折交じる英単語はきっとよく現場で使ってる表現なんだろうな~と、後で深く調べようとそれはそれで勉強になったので尚良しです。
アニメーションに注力できる
アニメーションのスキルを純粋に特化させることができる!
日本ではわりとアニメーター1人でカメラワークをつけ、アニメーションをつけというスタイルが一般的(大きな会社では分業かもしれませんが)で、カメラワークとそれに映えるアニメーション、アニメーションが映えるアングルなど試行錯誤したりします。限りある時間が分散されていきます。
それが海外(Sony Pictures Imageworks)では本当に分業が進んでいて、アニメーターは基本カメラは触らずアニメーションにだけ集中できます。
アニメーションエイドによるアニメーション中上級テクニック講座 セミナーに参加したよ
CGWORLDによるアニメーションエイドによるアニメーション中上級テクニック講座に参加してきました。
2日間にわたガッツリセミナー&簡単な課題提出・添削を受けれるという素敵な講座です。
有料セミナー故セミナー詳細は省きますが、たった2日間、数時間のセミナーでしたが、すぐに業務に活かすことが出来できる内容満載。
2日間あったセミナーだったのですが、その2日間通し一つのテーマに集約されていました。
アニメーターの仕事はストーリーを伝えること
ここでいうストーリー=情報であり
キャラの性格、キャラの設定(バックグラウンド)その場の状況(シチュエーション)、登場キャラの関係性、前後のシチュエーションなどを指し、そのストーリーによってポージングの良し悪しが変わるということ。
実際、セミナーで聞いた、肩と首の関係性を注視してポージングに臨むようになりました。非常に充実したセミナーでした。
そこでポーズの練習法としておすすめだと聞いたのがジェスチャードローイングです。
AnimationAidの一人 若杉さんのアニメーション講座に注目!
Twitterでコンスタントに投稿されているアニメーター向け記事。
コレ本当に無料で公開していいんですか!?と問いたくなるような密度と内容なんですね。
ツイッターで定期的に配信しているアニメーター向け記事のまとめを作りました!過去の記事が全て見れます😆
すぐに使えるメモ集(随時更新中)
https://t.co/ooa1e9KXUsジェスチャードローイングのススメ まとめ
https://t.co/dD5evN7zcrサブテキストの正体 まとめhttps://t.co/V704Nh5IlB
— Ryo Wakasugi (若杉 遼)海外CGアニメーター (@Ryowaks) 2018年2月28日
こういう情報っていくら自分の経験や知識が基にあったとしても、間違った情報になっていないか、人が見てわかる内容になっているか、その資料の準備等々かなりの労力がかかるものなんです。
その労力をかけて公開している講師がいるクラスなんですもの、成長しないわけがありません
まとめ
日本でもメジャーなタイトル(アリスインワンダーランドとかアングリーバードなどなど)担当してるってだけでもすごいところで、そんな人に教えてもらえる機会がオンラインスクールにはあるんですよね。
今回のセミナーでも、知らないこと、同じようにやってること、今まで無意識にはやっていたことの意味を今一度考えるいい機会いなりました。数時間というわずかな時間でも有益な話を聞けたくらいなんですから、実際スクールではもっと深い話をじっくりされているんでしょうね。
またセミナー内で新人教育について伺う機会がありましたが、「出来る人しか入れないので新人教育はない」そう。上手ければ初めからいいショットをもらえる実力社会。本来ならそういう選りすぐりの人たちしか入れない世界なですね。。
探せば色々なCGのオンラインスクールがありますので自分に合ったスクールを探して、世界に羽ばたいて下さい。
日本語で受講できるオンラインスクール
- Animation Aid
CGアニメーション特化、他のコースでは現場で使えるビジネス英語というかアニメーション英語、英語表現などが学べるそう。SonyImageworksやDouble Fine Productions勤務の現役講師 - Anitoon Academia
モデリングコース、アニメーションコースとある。いずれもディズニーやBlizzard勤務の現役講師 - Vistor
FX・エフェクトコースやSubstans、ライティング(予定)などビデオチュートリアルの形っぽい。月額5000円程度で見放題とかすごいシステム
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AnimationAid受講講座まとめ
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アニメーション1 若杉クラス
アニメーション2 若杉クラス
アニメーション3 藤原クラス
クリーチャーアニメーション
こちらは単発の講座受講。
受講時におすすめ
レクチャー動画を見るにおすすめの拡張機能。
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